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妊娠初期のビタミンA摂取について |
(質問内容)妊娠初期のレチノール(ビタミンA)摂取についてここ何日か毎日青汁、イージーファイバー、酸化マグネシウム、ラキソベロンを飲んでました。そこで青汁にビタミンAの含有率が高いと聞き、調べました青汁にはレチノール16μg
(1IU=0.33μg)なので 換算すると 約60IUのβーカロチン160μg入ってました。これ以外に牛乳や、野菜からも摂取していたので規定量を超えてるか心配になりました。
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(質問の回答) 38歳・管理栄養士です。 妊娠おめでとうございます。健やかに赤ちゃんがそだちますように。 さて、質問にありました妊娠初期におけるビタミンAですが、一般的な妊婦さんの栄養指導について説明したいと思います。妊婦さんに必要な栄養素は、妊娠する前の必要だったエネルギーと妊娠期に必要な栄養素を初期、中期、末期の3ステージに分けてプラスして指導します。ここのページを参照してください。 (参照 ビタミンに関する詳しい情報) ビタミンについて ビタミンの種類と栄養 ビタミンの過剰症 ビタミンの欠乏症 ビタミンの栄養所要量 ビタミンを効率よく吸収 ビタミン種類に合わせチャージ ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 葉酸 ビタミンC ビタミンD ビタミンK ビタミンE 質問にありました妊娠初期におけるビタミンAは特に付加する必要がありません。ビタミンAは不足すると夜盲症などの欠乏症を起こしますが、脂溶性ビタミンでもあり食べ過ぎると過剰症を起こすこともあります。ただ、今回のメッセージを拝見した感じですが非常に短期間に多めのビタミンAを摂取しただけですので大きな問題はないです。基本あまり偏食が無いなら普段通りの食事を基本に カルシウム 鉄 葉酸 を多く摂取するようにしてください。葉酸は赤ちゃんの神経細胞の発育を大きなかかわりがあるといわれています。サプリメントで販売していますので積極的に補うようにしましょう。また、葉酸は水溶性ビタミンですので過剰症の心配がありません。必要以上を摂取しても尿から排泄されます。カルシウムと鉄については、バランスのいい食事での栄養補強が必要ですが、不足しがちな事が多いですのでサプリメントや鉄剤などを服用しましょう。この際、用量や方法については医師や栄養士のアドバイスをうけるといいでしょう。 イージーファイバーは食物繊維、酸化マグネシウムはミネラルなのでビタミンAの心配はありません。便通を良くするためですので適量を摂取しましょうね。あまり神経質になりすぎないで、普段通りの食事に上記の栄養素をプラスして摂取してみてください。あまり神経質になるのは赤ちゃんにもよくないので、色々な人に聞きながら大事なおなかの赤ちゃんを育てていきましょうね。 |
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