|
||||||
|
||||||
食中毒で死亡するケースについて |
(質問内容)食中毒で死亡するケースについて食中毒はどんな風に死ぬんですか?
|
(質問の回答) 38才 管理栄養士です。 食中毒も中毒症状が重症化すると死亡するケースがあります。最近では札幌の白菜づけによる食中毒や富山の焼肉店での腸管出血系食中毒のニュースは記憶に新しいです。 食中毒には、色々な種類がありまして少し説明をしたいと思います。食中毒は、ひと昔は夏場の腸炎ビブリオ食中毒や冬のサルモネラ食中毒が有名でしたが、最近では、腸管出血性食中毒やノロウイルスなどがあります。食中毒の定義は、1999年4月に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症新法)において、病因物質の種別にかかわらず飲食に起因する健康障害は食中毒として取り扱われる事となっており、赤痢やコレラも食事が原因であれば食中毒になります。 食中毒の症状は、ざまざまですが、激しい下痢と嘔吐が基本的な症状です。食中毒の原因菌やウイルスによって違いますが、腸管出血性大腸菌では溶血性尿毒症や血便、ノロウイルスでも激しい下痢などを引き起こし、脱水症状、さらには呼吸困難や意識障害を引き起こす事が多く、残念ながらそのままお亡くなりになる方もいらっしゃいます。 代表的な食中毒の種類と症状はここを参照してください。 (参考) 食中毒について 食中毒の種類と症状 ボツリヌス菌 カンピロバクター 腸炎ビブリオ 病原性大腸菌 サルモネラ ノロウイルスについて ノロウイルスの症状 ノロウイルスの予防方法 食中毒の中毒症状にならない為にも症状を注意して見ている必要があります。特に激しい下痢や嘔吐には注意が必要ですが、血便や呼吸困難さらには意識障害が出ましたら躊躇することなく医療機関で医師による診察を受けるようにしてください。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.4 |