|
||||||
|
||||||
細菌性食中毒について |
(質問内容)細菌性食中毒について食中毒の原因の1つは細菌で、食べ物に付着した細菌を食べ、細菌が腸の中で増殖することによって起こると知りました。しかし、ここで疑問があります。細菌は必ず食べ物(野菜、肉、魚など)必ず付着しているのですか?少量なら大丈夫だけど、大量に発生した細菌が付着したものを食べると、食中毒になるのですか?急いでいます。どなたか解答をよろしくお願いします。 えた方がいいのか、この二点をお願いします。 あと他の点で気を付けることがあるのなら、その意見もお願いします。
|
(質問の回答) 食中毒について簡単に説明したく思いますが、まず食中毒の定義ですが、有害物質(細菌、ウイルス、化学物質など)に汚染された食品と一緒に摂取する事により発症する中毒症状です。主な症状は、急性胃腸炎などが多く、嘔吐、下痢などになります。昔は、夏場の腸炎ビブリオ食中毒、秋は毒キノコなどの自然毒、冬はサルモネラ食中毒と言われていますが、最近では病原性大腸菌(o-157など)、ノロウイルス、カンピロバクターなどが多いです。 今回の質問ですが、食中毒の原因になる細菌ですが大きく分けて2種類あります。①.食中毒菌に汚染された食品を摂取する事で胃腸内で増殖をし胃腸炎を起こすタイプ(これを細菌性食中毒といいます) ②.食中毒菌が産生した毒素により胃腸炎を起こすタイプ(毒素型食中毒といいます) 細菌性食中毒には、カンピロバクターや腸炎ビブリオなどがあり、毒素型食中毒には、熊本の辛子蓮根食中毒で有名になったボツリヌス菌、サルモネラ菌が有名です。 食中毒を発症するには、一定量の細菌もしくは細菌が産生した毒素を摂取しなければなりません。ですので少量ならば発生する事はないですが、発症するのに必要な量は食中毒のタイプによって異なります。特に最近ニュースでも登場するo-157やノロウイルスは非常に感染力が強く少量を口から摂取しても食中毒の症状を発症し、重篤な症状になる事もある事が確認されています。また、特に最近では食品からの摂取で食中毒を発症するだけではなく、ノロウイルスやo-157に感染した患者さんがトイレで嘔吐した際に吐き出された細菌やウイルスが付着して感染する二次感染も問題になっています。下に食中毒の種類について詳しく説明したサイトのリンクを掲載しています。 (参考) 食中毒について 食中毒の種類と症状 ボツリヌス菌 カンピロバクター 腸炎ビブリオ 病原性大腸菌 サルモネラ ノロウイルスについて ノロウイルスの症状 ノロウイルスの予防方法 食中毒の予防には、食中毒菌を殺す。 食中毒菌を増やさい。 食中毒菌をつけない。が基本です。ですので、手洗い、温度管理、十分の加熱、生食の食品に肉や魚を近づけない。これを徹底する事で食中毒事故は最小限に抑える事が可能であるといわれています。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.4 |