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刺身とノロウイルスの発症リスク |
(質問内容)刺身とノロウイルスの発症リスク刺身はノロウイルスの塊ですから加熱処理するんですかね? |
(質問の回答) ノロウイルスが流行している情報が厚生労働省より発表になりました。ここ10年の中で一番発症しているようです。是非、ノロウイルス食中毒やウイルス性の感染症にならない様に注意したいものです。ノロウイルスに汚染されやすい食品といえば2枚貝があります。二枚買の中腸腺という器官にノロウイルスが溜まりやすいからです。これは、夏場に発生する貝毒(毒性のあるプランクトンを貝が溜め込む)のメカニズムと同じです。刺身で注意しなければいけない食中毒としては、腸炎ビブリオ菌があります。この菌は魚介類にごくごく普通に付着しており、真水に弱い抑制があり洗浄と温度管理の徹底で予防する事ができます。刺身には特別ノロウイルス対策はしてありませんが、出来るだけ新鮮な刺身を食べる事をお勧めします。ノロウイルス食中毒にならない為にも手洗いをし、料理は出来るだけ加熱をしましょう。 (参考) 食中毒について 食中毒の種類と症状 ボツリヌス菌 カンピロバクター 腸炎ビブリオ 病原性大腸菌 サルモネラ ノロウイルスについて ノロウイルスの症状 ノロウイルスの予防方法 (20121206追記) 基本ウイルスは、カビみたいに放置すれば勝手に増殖するものではないです。なぜならば栄養分がないから、増殖はできません。だからといってスグに死滅する訳でもなく休眠しています。ノロウイルスの場合、冬場の常温で1ヵ月程度不活化せず生きているとのデータもあります。ですので、消毒をする必要がありますが、奥深くまで吐物がしみ込んでしまった場合は多めの次亜塩素酸ナトリウム水溶液をしみるようにふき取るしかないです。あまり多いとカビの原因にもなりますので注意が必要。約1ヵ月は中身をバタバタさせたりせず自然にしていれば大丈夫かと思います。 |
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