|
||||||
|
||||||
ノロウイルスの感染と抗体 |
(質問内容)ノロウイルスの感染と抗体ノロウイルスが流行っているとたった今ヤフーニュースで見て恐怖で震え上がっています。 |
(質問の回答) マスコミ発表がありました通り、ここ10年でノロウイルスの患者数が最多で流行の注意情報を厚生労働省が出しました。ノロウイルスはインフルエンザと同じウイルスで、感染すると発熱ではなく、下痢などの症状をおこします。以前は2枚貝などに汚染があるという報告もありましたが、実は2次感染(2次汚染)の注意が必要です。今回の質問にありましたが、一度なれば免疫がつくものではありません。しっかり予防をして無事に乗り切りたいです。 また、ノロウイルスは現在、インフルエンザみたいなワクチンもなく、発症してからの特効薬もなく、予防しか防御する方法がありません。ですのでノロウイルスの情報を正しく知って過敏になりずきず正しい対処をしてくださいね。まず、ノロウイルスは寒さや乾燥には強いですが熱には弱いです。中心温度85度1分程度で死滅をしてしまいます。ですので、料理は加熱をしっかりしましょう。しかし、生野菜など加熱ができない食品は、よく洗い洗浄して食べましょう。集団給食などでは次亜塩素酸を用いた野菜の殺菌方法をしたりもしています。また、ノロウイルスは非常に少量で感染する事もわかっています。ですので、外出から帰ってきた手洗い、うがいはしっかりしましょう。特に乾燥に強いウイルスですので、ノロウイルス患者さんが嘔吐や下痢で排出したウイルスが周囲に付着している可能性があります。眼で見てもわかりませんがドアノブや手すりなど一度付着したウイルスは約1ヵ月程度不活化せずに生きております。ですので非常に手洗いは重要です。 また、二次感染を防ぐために、下痢をしたり料理はしない、外出はしない事です。上でも説明した通り、下痢をした便には大量のノロウイルスがいます。ですので、汚染を拡大しない為にも自身や家族の健康チェックはしっかりしましょう。また、もしノロウイルスの疑いがある吐瀉物などがありましたら次亜塩素酸ナトリウム水溶液が有効です。これは、ハイターなどの塩素系漂白剤です。水に薄め家族が触る場所や汚物がついた衣類などをしっかり殺菌しましょう。目安は200ppmです。10リットルにたいしてハイターキャップ1杯25ccです。ぜひ、試してみてください。最後にノロウイルスに関してまとめてみました。 (参考) 食中毒について 食中毒の種類と症状 ボツリヌス菌 カンピロバクター 腸炎ビブリオ 病原性大腸菌 サルモネラ ノロウイルスについて ノロウイルスの症状 ノロウイルスの予防方法 ご参考にしてみてください。 あまり不安になりすぎず、しっかり手洗い、加熱調理で、この冬は乗り切りましょう。 |
|
|
|
|
||
Copyright e840.net All rights reserved. 2013.4 |